夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤
さだまさし 渡辺俊幸
ユーキャン (2004/06/30)
売り上げランキング: 37270



  そういえば友達は皆AMERICA人になってゆく
  いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う


  〜さだまさし 前夜(桃花鳥/ニッポニア・ニッポン)より〜



さだまさしは


反戦主義者でありながら愛国者。
日本の現状を厳しく批判しながらも愛国者。


日本に対する熱い思いを、古き良き日本の素朴な姿を
「この歌の意味は届く人には届く」と信じて歌い続ける。



この歌(前夜)のライナーノーツにも


  ニッポンで生まれた
  ニッポンで育った
  ニッポンで生きている
  ニッポンで死ぬ
  人がどんなにいやな国とののしろうと
  僕の事実と愛に変わりはない


という、決意表明とも言える言葉を残している。


僕は英語教師をしているので、
周りに「あー日本なんていやだ!」とか
「あーアメリカへ帰りたい!」などと
愚痴を言う日本人(たぶん)がたくさんいます。


私は、どんなに日本がおかしくなろうとも、
いや、おかしくなればなるほどなおさら、
日本を愛し、日本にこだわり、日本で死んで生きたい。


万が一私が死ぬ前に日本が滅びるなら、日本の最期の
きらめきを見届けた上で、自分の死に場所を求める。




人気blogランキングへ