昨日のTOEFL PBT 1日集中講座(アフィニティー英語学院主催)に
ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした! 7時間の集中講義に
よくぞ耐えていただきました。(^^;  特に今回は、私のスタイルに
反して大量に問題を解いていただいたので、大変だったと思います。


今週実施(8/18)のTOEFL PBT以降、日本でPBTが継続実施されるか
否かは全く不明です。10月に再実施される可能性が高いと私は
予想していますが、今回は最後のPBTになるという前提で、なんとか
必要な点数を獲得していただきたいです。


リクエストをいただいたので、文法セクションのミニレッスンを
再びお届けします。以下の問題を解いてから、解説を読み進めて
ください。PBT講座に参加された方は「復習」になりますヨ。



<問題> 空欄補充問題


Futaro Kazenogotoku was a prodigious writer,


_______ many editions of his letters have been


published.



(A) who
(B) and
(C) in addition to
(D) due to




<解説>


必ず、答えを選んでから読み進めてください。



まず、文全体の「SV構造分析」をします。そうすると


「Futaro kazenogotoku がS」「wasがV」


下線部を飛ばして


「many editions がS」「have been publishedがV」


となり、下線部には「接続詞」がくることが予想されます。


接続詞として機能するのは、選択肢(A) who と(B) and です。


ここで大切なのが、



「関係代名詞の後は、文が不完全である」


というルールです。




たとえば


○ I like the man who married Cathy.
("who"は主格の関係代名詞)


という文であれば、whoの後は「married Cathy」
は不完全な文(主語がない)ですし、



○ I like the store that Cathy owns.
("that"は目的格の関係代名詞)


においても、thatの後は「Cathy owns」という不完全な文
(owns「〜を所有する」の目的語がない)わけです。



さて、本題に戻ります。




<問題再掲>


Futaro Kazenogotoku was a prodigious writer,


_______ many editions of his letters have been


published.



(A) who
(B) and
(C) in addition to
(D) due to



(A)の"who"を選んでしまうと、関係代名詞whoの後が「完全な文」
になってしまうので、消去法で(B)andを選ぶ必要があります。
(B)andが正解です。


8/18(土)、頑張ってください! Good luck !!



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