私は、お風呂の中で「絶薬」を読むのが好きです。
「絶薬」をお風呂で読むと、絵の具が落ちて
水が汚れます。家族に迷惑がかかります。(笑)
奥様、こんな失敗だらけの私をお許しください!


失敗学学会会長の畑村氏が、「絶薬」第3巻に登場しています。↓


絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.3)
(YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)




以下、畑村氏のメッセージ



p.149

新しいことにチャレンジしたら、結果は絶対失敗なんだよ


p.150

どうせ失敗するんだけど、そこから
本当の成長が始まるわけだよ


p.150
自分が失敗したら人の痛みも分かるし、
やさしくなれるんですよ。



以下は、加藤諦三先生のメッセージ




大学で何を学ぶか―自分を発見するキャンパス・ライフ (光文社文庫)
加藤 諦三
光文社 (1985/04)
売り上げランキング: 446257


懐かしい本です。学生時代に繰り返し読みました。


p.192

失敗を恐れているものは、その失敗の恐怖を、親不孝と思われている
ことを恐れているものはその気持ちを、名誉を失うことを恐れている
ものは、その恐れを、いまここにおいて克服していく以外に救いの
道はない。



畑村氏のメッセージ方が柔らかめ、加藤先生のメッセージは実存主義的と
ニュアンスの違いがありますが、共に「失敗を恐れるな」と私達に訴えています。



NLPのテキストにも、面白い言葉を発見しました。


失敗は存在しない。
ただフィードバックがあるだけ。


うん、面白い! NLPの視点は新鮮で刺激を受けます。
失敗は「存在しない」。 「存在しない」ということは
失敗なんて言葉を使うな、ということになります。過激で
トリッキーで面白いメッセージですね。


フィードバック(feedback)は、最近日本語として定着して
きましたね。一般的には「反応」という訳されていますが、
文脈によっては「アドバイス」と訳してもよい。何か行動を
起こすことによって、「失敗」らしきことが起こるかもしれ
ないが、それは決して「失敗」ではなく、



そういうやり方ではうまく行かないよ。
新しい方法を試してごらん!

(↑私が勝手に考えた言葉です)


という、やさしく前向きな「アドバイス」として受け止めれば良い。


失敗は存在しない。
ただフィードバックがあるだけ。