私は、周囲にどう思われているのか、どのように評価されて
いるのかを考えすぎてしまい、自滅してしまうことがあります。
細かいことは気にせずに、自分の信念をつらぬいていけば良い
はずなのに、どうしても「考えすぎ」「気にし過ぎ」という
「独り相撲」をとってしまう癖がある。ふう。(ため息)



「行き詰ったら、賢人の知恵を」というわけで、
まずは河合隼雄先生の言葉を。


働きざかりの心理学 (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社
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p.58

上司「うん、だから仕事をしてゆくうえでも、地球外の
星の国から見ているようなつもりで見ていると、皆が
やいやい言っていることでも、それほど大きいことでも
ないように思えてくる。まあ、どちらでもいいことでは
ないか、と思っていると、うまく収まってくる。


これは、「距離をおいて物事を見る」「一歩引いた立場で
物事を考えてみる」「宇宙人の視点(客観的な視点?)で
世界を眺めてみる」ことのススメですね。


大きな視野で考えてみれば、どうでもいいようなつまらない
ことで悩んでいることが分かり、もっと楽に自然体で生きる
ことができるはずなのに。。




次に、ムツゴロウさん(畑正憲氏)の言葉を。


ムツゴロウの人生航海術 (広済堂文庫)
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p.38

私は、この世はかりそめの、ほんのちょっとお邪魔する、
夢の中の世界みたいなものだと考えることにしている。
あまり一生懸命にならないよう、まず自分に言い聞かせておく。
特に他人のことは、どうだっていいのだと常に言っておかないと、
どうやらいけないようである。


そうなんですよね、あまり一生懸命になりすぎないように
注意しなくてはだめですね。もっと自由にならないと!