GMATの点数アップ報告(740点)をいただきましたので、以下原文のまま掲載させていただきます。


以下の文面にもある通り、私はSCの指導をする際に「他の予備校で習ったことは忘れなさい」という姿勢はとりません。今まで学習されてきたメソッドやテクニックの中で「活かせるものは活かす」という「是々非々」の態度を大切にしています。もちろん、最初からAffinityにてSCを学習していただきたいのですが(苦笑)、与えられたポジション地道に努力を続けていく所存です。


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○受講講座
CR戦略クラス(セットA/B)、Verbal一日セミナー、SC個別指導、留学・学習カウンセリング(佐取講師・野口講師)


○所感
出願・受験上の戦略を網羅的にサポートしつつ、かゆい所にも手が届く指導を柔軟に提供してくれる、それがAffinity英語学院です。GMATの受験を終え、目標のスコアを獲得できた今だからこそ自信を持ってそう言い切れます。


以下、私が受講した講座について、僭越ながらコメントさせていただきます。個人的な所感ではありますが、ご参考としていただけますと幸いです。


1. 個別講座


1) CR戦略クラス(セットA/B、野口講師)
Verbalの中で最もとっつき辛かったCRの基礎を学ぶため、2014/4-5月の早めの段階で受講しました。以前の受講生から「看板講座」と聞いていた噂どおり、問題類型やロジック類型の解説は痛快で分かりやすく、授業では予習(OG13th)時に感じた不透明感を払拭できました。受講生からのリクエストに応じOGの個別解説をいただける点も非常に助かりました。
CRの出題類型に係る知識は受験会場に持ち込むことになる数少ないハードスキルの一つですので、帰納的にというより演繹的に早めにマスターし、使いこなせるようになることが受験戦略上重要だと思われます。


2) Verbal一日セミナー(野口講師)
3回目の本試験受験後、野口講師による学習カウンセリングを受け、「本番を意識した演習の重要性」を感じ受講しました。本セミナーで、本番に非常に近い傾向のVerbalの問題を、本番に類似した緊張感のなかで解いた経験は、(本番の予行演習としては勿論)その後の解答時間を意識した自己学習の基礎となりました。
本試験の直前期は、自己学習の量にも増して質が重要になります。これは、直前期では、新たな知識を習得するというより、持てる実力をいかに試験会場で最大限発揮できるかがより重要となるからです。本セミナーはその自己学習の質を高める上で非常に役立ちました。


3) SC個別指導(野口講師)
私は2014/7-8月に別の予備校でSCを学びました。文法の知識については自信があったつもりでしたが、3回受けた本試験でVerbalのスコアが安定しなかった(25→33→25)という事実から、SCにおいて文法知識の運用面・重要な知識の不足に問題があると考えていました。この問題解消に向け学習を重ねた締めくくりとして、4回目の本試験前日にSCの最終確認として野口講師にお時間をいただきました。自己では解決策が見出せなかった問題を集め、ご指導をいただきました。およそ300題の中から抽出した30題程度をご指導いただく中で、自分自身の良くない癖・弱点が明確になり、それを潰し込むことができました。弱点を潰し込めた、という達成感が自信につながり、4回目の本試験前夜は熟睡できましたし、本試験も自信を持って臨むことができました。


野口講師は、私自身の状況を踏まえ、他の予備校で指導を受けたSCのスタイルを壊さないようにと配慮した形でご指導くださいました。この柔軟性にも非常に救われました。


2. 学習カウンセリング(野口講師)
留学カウンセリングのパッケージ内で2回ご指導いただきました。最終的に満足いくスコアが獲得できたのは、このご指導無しには語れません。
3回目の本試験受験後、2014/11月終盤に2回目の学習カウンセリングを受け、これが転機となりました。3回目の本試験までは、Verbalは30問強を丁寧に解き、残り10問強をランダムクリックせざるを得ない状況でした。この状況とSC/CR/RC各分野の手応えをお伝えし、相談したところ、野口講師より受験戦略を見直しに関するご示唆をいただきました。具体的には、CRの苦手な問題類型・難問と思われる問題をあっさり捨て、空いた時間をRC/SCに充当するという戦略です。この戦略を本番で運用可能なものとするため、直前の1ヶ月間はCRの負けパターン(経過時間に係らず誤答するパターン・正答ながらも2分半以上かけてしまっているパターン)を見極める目的で自己学習を行いました。4回目の本試験ではこの戦略が奏功し、CRは半数近くの問題をあっさり解く傍らSC/RCは全問回答し、高得点を確保することができました。
4回の本試験を通じて、GMAT Verbalは受験戦略(分野別の時間配分など)によって大きく点数が変動するものだということが良く分かりました。かなり学習したつもりでも点数がついてこない、という場合は、自己の負けパターンを分析し、信頼できる講師に相談されることをお勧めします。その人に合ったベストな道が示されることと思います。


3. 出願カウンセリング(佐取講師)
(おことわり:本体験談執筆段階(2015/1)では出願結果が出揃っておりませんので、より具体的な体験談については後日アップデートさせていただきます。)
私は、当初よりネイティブカウンセラーを起用予定でしたが、純ドメバックグランドであったことから、早期(2014/5-7月)に日本語でエッセーのネタ出しまたは掘り下げを行うべく、佐取講師のご指導を仰ぎました。私のあまり魅力的ではない経歴や趣味等について第三者の目線で様々な質問を投げかけてくださり、その結果、他者との差異を意識して自分がどういう人間であるかをより立体的に表現することが可能となったように思います。


9月から本格化したネイティブカウンセラーとの執筆作業においては、1stラウンド出願を視野に入れていたこともあり、じっくり悩みつつ執筆する時間がなかったというのが正直なところです。幸いにも、佐取講師と事前準備が完了していたので、スムーズにアウトプットを出していくことが可能となりました。
留学カウンセリングが終了した後も、例えば11月に実施したキャンパスビジットの際など、個別にアドバイスをしてくださるなど、肌理細やかなサポート姿勢は私の心の支えとなりました。


○スコア推移
第一回(8/31) 610(Q49, V25), IR 6, AWA 5.0
第二回(10/5) 670(Q49, V33), IR 8, AWA 5.0
第三回(11/5) 620(Q49, V25), IR 5 (→キャンセルスコアのため、非公式スコア)
第四回(12/24) 740(Q50, V40), IR6, AWA 5.0