ダンスは細々と続けています。
最近は、2ヵ月に1回くらい(苦笑)二ッ森ダンスアカデミーにてレッスンを受けています。


先日、初めて鈴木勇人先生のレッスンを受けたのですが、なぜだか久しぶりに私が「競技ダンスモード」に入ってしまい、久々に真剣に踊ってしまいました。鈴木先生、私のどのボタンを押したの?(笑)


二ッ森ダンスアカデミー:http://futatsumori-dance.com/staff.html


鈴木先生から学んだこと。チャチャチャのクロスベーシック(ホールドしている状態)で女性を動かしたかったら、右手(女性の肩にあてている手)を「リリース」すれば良い。自分(男性)の右手で直接女性を運ぼう(動かそう)とするのではなく、女性が動いてほしい方向(男性から見て、右前方)に向かって、自分の手(右手)の力を抜いて空間を作り、女性が動くスペースを提供すれば、自然と女性はその方向に動いてくれる。手放せば動く。


これ、ワルツのナチュラルターンの際にも同じことが言えますね。まずは、男性の右手を楽にして(=リリースして)、女性が後退し出してから、自分(男性)が前進を開始すればよい。なのに、どうしても女性が後退を開始する前から自分(男性)が前進しようとしがちなため、体がぶつかるトラブルが発生してしまう。私は、これを「男性はフォローする」という解釈をしています。ナチュラルターンの際には、女性が動き出したら、その女性の動きに「フォローする」(ついていく)イメージで、ワンテンポずらして前進すればよい。


女性の動きが悪い場合は、たいてい自分(男性)のリードが悪いだけなんですね。でも、「女性のせいだ!」と思った場合の多くは、男性のせいなのです。私は過去に散々痛い目にあってきたので、今はいかなる踊りにくさを感じても、まずは自分に問題がないかを探るようにしています。まあ、「言うは易く、行うは難し」なのですが。苦笑


そして、コミュニケーションにおいても同じことがたぶん言えるのです。相手の発言に腹が立っても、その根本的な責任は自分にある場合が多いんだなあ。でも、分かっちゃいるけど、つい相手のせいにしちゃんうんだよなあ。うーん、修行が足りない!


残りの人生は、勝ち負けのダンスではなく、コミュニケーションの技を磨くため、そしてリード&フォローの呼吸を学ぶためのダンスを学んでいきたいです。