内宮講師によるSC演習クラスが6/6(土)に開講します!
私(野口)と内宮の二人が厳選した難問を解いていただきます。
http://www.affinity-english.com/gmat/gmat-sc-advanced.html


The Official Guide for GMAT Review 2015 with Online Question Bank and Exclusive Video


GMAT Official Guide (2015)のSC(Sentence Correction)問題解説(p.694の#122)です。


論点(1) テクニック

有名な話ですが、GMAT SCでは"being"という語句が含まれる選択肢はほとんど正解になりません。このOG 2015では、"being"を含む選択肢が正解になっているのは1問だけ(#100)です。よって、よほど腕に自信がある方を除き、SCでは"being"が入っている選択肢はあっさり切ることをお勧めします。時間のプレッシャーがきついGMAT Verbalにおいては、ある程度SCを乱暴に解くことが大切だと私は考えます。「邪道だ!」とお叱りを受けることもありますが、私はビジネスでも試験指導でも「絶対」は追い求めません。限られた時間で最大の効率性を求めるためには、ある程度例外があることを承知で「ダメ元テクニック」も使うことをお勧めします。

よって、"being"を含む選択肢(E)は、とりあえず切ってしまいましょう。「"being"を切る」という発想がお嫌いな方は「(E)は後回しにして、他の選択肢を優先的に考える」という解法を採用してください。

参考:"being"が正解の選択肢に含まれている例外的な問題(OG 2015 #100 =OG13th #100 =OG12th #101)の解説
http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20110616
http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20110620



論点(2):語法

ability(能力)という名詞は、後に"to do"を取ります。後に"of ...in"という形をとることはできません。

○ the ability to run fast
× the ability of running fast

よって、(B)と(D)を切ることができます。


今のところ生き残っている選択肢は(A)と(D)です。


・・・続く