福田恆存は「言論は虚しい」と言った。どんなに頑張っても誤解は避けられないし、聞く耳を持たない人には何を言っても無駄な可能性が高い。匿名性が人々を傲慢にして、インターネット空間には無責任な言説が飛び交う。「ネットの声は・・」という枕詞からも、「ネット」が「神」にとってかわられたことがわかる。そう、確かに「神は死んだ」(ニーチェ)のかもしれない。でも、そんな「神」が死んだ世界だからこそ、真理の追究を目指す「言葉」が必要だ。私に真理の追及を目指す能力と勇気はあるのだろうか。


Affinity英語学院の卒業生(これから留学する人)から「哲学についてブログで語ってほしい」というリクエストをいただきました。現受講生のお一人からも「ブログを書いてほしい」とのコメントをいただき、嬉しいと同時に(最近ブログをさぼっているから)申し訳ない気持ちになりました。私にとって文章を書くことは「生きがい」なのですが、「書きたいことを書けない」や「このブログの目的がぼやけてしまった」等の大人の事情(苦笑)により執筆が滞っていました。でも、このブログを楽しみにしてくださっているという事実を知り、また頑張ってみようかなと考えた次第です。


以下は昔にも触れたことがある内容なのですが、面白いのでもう一度話題にさせていただきます。


かなり昔のことですが、ハワイ滞在中にテレビのクイズ番組を見ていました。Family Feudという番組です。日本でも「クイズ100人に聞きました」という名前で放映されていましたね。



これを見てから1週間くらいは、しょっちゅう「笑いの発作」に陥ってたかな。ははは。
回答者が質問に沿って答えていないのですね。


質問は

Name a question such as how old are you that you might answer with a lie.


です。日本語にすると「<あなたは何歳ですか>のような、あなたが嘘をついて答えるかもしれない質問を挙げなさい」です。


なのに、回答者が3人連続で「18歳」「50歳」「39歳」と答えたものだから・・・爆笑 
特に最後の、信頼できそうな男性が真顔で「39歳」と答えたものだから、「三段落ち」みたいなものです。ダメを押されて、私は笑いの世界に崩れ落ちました。呼吸困難気味になりました。(苦笑)


念のため解答例を示しておくと「あなたには彼女がいますか?(笑)」とか「あなたは金持ちですか?」等でしょうか。まともには答えない可能性がある質問を答える必要があったわけですね。


さて、このエピソードから学べることは何か。(笑)


(1)
英語学習において、このようなクイズ番組はためになると思います。私は留学中、頻繁にクイズ番組をみていました。皆が笑っているのに自分だけ笑えないというのは、相当にくやしい経験です。「英語を勉強してやる!」と私を動機づけたことの一つに、「テレビや映画を見ていて、皆と同じことで笑えるようになりたい」という欲求がありました。


(2)
質問には正しく答えましょう。(笑)私のGMAT受講生には、質問に沿って答えない人が多いです。MathもCRもRCも、質問をちゃんと読んで解答しましょう。そうしないと、上記のようなミスを犯すことになりますよ!