昨日、「何でも貸します」が「エサセモ貸します」に聞こえるという話をしました。

http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20180610

これ、テレビで解説を受けて以降は基本的には「何でも貸します」にしか聞こえなくなっていたのですが、今日瞑想をした後にぼーっとして聞いてみたら久しぶりに「エサセモ貸します」に聞こえました。(笑)瞑想によって、思い込みが一瞬解除されたのかもしれません。(本当に!)


さて、私は見逃したのですが、探偵ナイトスクープの別の回にて、携帯電話内蔵カメラのシャッター音が「撮ったのかよ?」とも「エイアイアイ」とも聞こえる(笑)という話が扱われたようです。



これは、先日ご紹介した「Don't Stop Dancing」が「農協牛乳」に聞こえるのと同じレベルに凄い「空耳的世界」だと感じました。


この動画を作成した方も言及されていますが、年齢が高くなると一つの音しか聞こえなくなる傾向が確かにあると思います。よって、タモリさんの空耳アワーの世界は、単なるエンターテインメントを超えて「英語のリスニング練習」にもなるし「思考を柔軟にする訓練」にすらなると言えるのではないでしょうか。


数学の図形単元を教えていても、「図形の見え方」が柔軟であることが大切だと思うことがあります。


この写真の"D"という点が「手前に出っ張って」見えるか、あるいは「奥に凹んで」見えるか、あなたはどちらですか? 大切なのは、「出っ張って」見えたり「凹んで」見えたりの両方が、自由自在にできるようになることだと私は考えます。(このあたりは、ゲシュタルト心理学の考え方と同じです。)


つまり、視覚的にも聴覚的ににも「柔軟性」が大切だということではないでしょうか。