MBA出願へ向けてのテスト選択

MBA支援の仕事が忙しくなってきました。英語のテスト(TOEFL, IELTS, PTE, TOEIC)のスコアメイクが仮に終わっていなくても、そろそろ学力テスト(GMAT, GRE)の対策も始めるべき時期がきています。

 

英語のテストですが、今シーズンからMichigan (Ross)がIELTSのスコアも受け付けるようです。

 

michiganross.umich.edu

昨シーズンは、(ランキングが高い学校の中では)Pennsylvania(Wharton)とMichigan(Ross)がIELTSを認めていなかったのですが、いよいよMichiganもIELTSを復活させたことになります。「復活」と書いたのは、Michiganも以前はIELTSを認めていた時期があったからです。Whartonについても、IETLSを今後認めるようになるかどうかを注視していきます。

 

Affinity英語学院においては、基本的にはTOEFLよりもIELTSを推奨しており、MichiganがIELTS可になったことで、IELTSをより一層勧めやすくなりました。

 

学力テストについては、INSEADが引き続きGRE不可(GMATのみ)の姿勢を崩していないようですが、その他の大学では基本的にはGMATとGREのどちらのスコアでも出願が可能です。最近のAffinity受講生のトレンドは「IELTS & GRE」という組み合わせでのMBA出願です。HBSにもBerekeleyにも、この組み合わせで合格者が出ています。

 

ただし、学力テストについては、原則としてGMATを第一選択とすることをお勧めしています。それは以下の3つの理由によります。

 

(1) GRE不可の学校がある。(INSEAD)

(2) GMATの方がGREよりもビジネスパーソンにとって学ぶ価値のある内容のテストである。(GMATはロジカルシンキング、ビジネスライティング等のトレーニングになる。)

 (3) 一部企業(特にコンサル業界)において就職活動の際にGMATスコアが要求されることがある。

 

ただし、GMATのスコアメイクに苦労している方はGREという選択肢も大いに検討の余地があるのです。

 

Affinity英語学院では6/14(金)の夜に「GRE乗り換えセミナー」を実施します。GMATからGREへの乗り換えを検討している方は是非ご参加ください。

 

以上、現時点でのテスト選択についての情報共有でした。

 

Affinity英語学院 飯島哲也