今日は私の「コンサート」でした。
いや、嘘です。今日は私の「歌の発表会」でした。(笑)
習い事の発表会であり、料金をお支払いして「歌わせていただいた」のが真相です。
でも、私の先生は「飯島さんにとってはコンサートだ」という表現をされます。これがどういう意味合いにおいてなのか確認はしていないのですが、先生の意図はなんとなく理解しているつもりです。
まず、プロのコンサートであろうが、習い事の発表会であろうが、人前で歌う以上は目の前の方々に「ああ、音楽っていいな!」「私も歌を習ってみようかな!」のような感情を引っ張り出したいんです。お子さんの発表会を聴きに来た若いご両親が、お子さんの出番の一人前の私の歌にたまたま触れた結果、何か少しでも魂に響くものがあれば「歌い手」として至上の喜びです。
ミューズをまずは自分に降ろして、そして目の前の皆さんにもミューズに触れてもらう。これはレイキにおいて「まず自分がレイキ(宇宙の生命エネルギー)とつながって、そしてそのレイキをクライアントにもつなげる」という感覚と私の中では繋がっています。せっかく人前で歌うならば、皆さんにもミューズ(音楽の女神)に触れる「場」を作り出したい。
また、私は「本番に強くなる方法」伝える「メンタルトレーニング」の仕事もしているので、本番で緊張せずに堂々と歌う「職業的必要性」があるのです。私は「本物のコンサート」の雰囲気を出すことを自分に課しています。実際に、私がステージに上がると「講師演奏が始まるのかな?」みたいな雰囲気になることがあるそうです。態度だけは堂々としていますからね。貫録(?)もあるし。ただし、歌い出すと講師ではないことがばれます。(苦笑)
元々は、数年前に合唱団に入団した際に「他の団員の迷惑をかけないように」という意図でボイストレーニングを受け出したのが始まりでした。その後仕事の事情で合唱団の活動は中断を余儀なくされているのですが、「手段が目的化」してしまい、現在は「ソロ歌手として」活動しています。(笑)
今日の出来はどうだったかなあ。。見知らぬ方から「良かったですよ!」と声をかけていただいたので、少なくともお一人は「ミューズとの交流」が実現できたのかもしれません。
合唱。合掌。生かしていただき有難う御座います。