グレイテスト・ヒッツ・フォー・ジャパン


昨晩(金曜日)、86歳のフランス人シャンソン歌手、
シャルル・アズナブールのコンサート
「ありがとう、さようなら日本公演」に行ってきました。


http://www.conversation.co.jp/schedule/aznavour/


私は、アズナブールのことは知りませんでした。
しばらく前に、馴染みのバーで出逢った年上の粋人が
アズナブールの魅力を語ってくれたのがきっかけで
今回初めて彼のコンサートに行きました。


声が若々しく、動きも鮮やか、そして声としぐさが
とてもセクシー。たまげました。こんな86歳が
今の日本にいるのだろうか・・・ 


楽器奏者がたくさんいた(15人くらい?)のがちょっと残念。
シャンソンの魅力は、ピアノ伴奏だけで、静かに語りかけるように
人生の悲哀と喜びを歌うところにあると思うので。


前半は、ポップスみたいな歌が多く、声の調子もイマイチでしたが
後半、ピアノ伴奏だけの歌あたりから本調子になった様子でした。
背広やハンカチを使い、フランス語が分からない私達にもストーリー性を
十分感じることが出来ました。


歌の再度で「プイ」と後ろを向いたり、踊りながら舞台脇に消えていったり、
おしゃれでおちゃめな演出がカッコいい。すごい。まいった。


最後はスタンディング・オーベーションでした。


席は若干空席がありました。今晩(土)明晩(日)と、当日券も
残っているようです。「どんな分野でも一流は凄い」という
私と同じ価値観をお持ちの方、是非この機会をお見逃しなく!



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