Verbal Basic

実は最近「Verbal Basic(バーバル・ベーシック)」という新クラスを開講しました。GMATかGREのVerbal(言語)で高得点を目指しているのに、そもそもの英文読解力に不安を覚えている方を対象にしたクラスです。ずっとこのようなクラスを開講すべきだという認識はあったのですが、忙しさにかまけてなかなか実現できずにいたのです。そんな中、ある大切なクライアント(受講生)からこのようなクラスの実施を打診されたことがきっかけとなり、やっと重い腰を(実際に最近は重い・・苦笑)上げた次第です。
 
先週の木曜日(11/7)が初日だったのですが、英語の読解法、読解スピードの上げ方、単語の覚え方、等の英語学習に関する根源的な問いが多く寄せらており、英語講師(の端くれ)としての存在意義が問われるような事態、少し大げさに言えば「命がけ」の仕事になっています。構造主義、脳科学、NLP、コーチング、等の知恵をフル動員してなんとか走り抜きます。
 
GMATとGREの学習法にコツがあるとするならば、「基礎力(数学と英語)をきちんと身に着けてから専門的な学び(クラス受講等)を開始すべきだということにつきると思います。しっかりとした土壌がないと作物は育たない。しっかりとした土台が無いと建物は立たない。
 
この「Verbal Basic」クラスは一回分のみ無料体験参加することが可能です。(ただし人数制限あり)ご希望の方はご一報ください。
 
Verbal Basic:

タクシーの中で

私はAffinity英語学院の起業にあたって横浜から東京へ引っ越した際に車を放棄しました。都心で車を維持するお金が私にはなかったのです。そして、ペットの代わりにかわいがっていたヴィッツ君は外国へ売られていきました。車関連の経費を浮かす代わりに、タクシーとレンタカーは(基本的には)乗り放題という方針を決めて現在に至ります。私は「自分よりも車に興味をもたない男性に会った記憶がない」位に車に興味がないので、タクシーとレンタカーがあれば十分なのです。
 
先日、タクシーにて会社へ移動中に、運転手さんに悪いなあと思いつつも、後部座席にてスタッフに電話で諸々指示を出していました。そして、降車の際に運転手の方から面白いことを言われましたのです。
 
「こんなに滑舌良く分かりやすい会話をされる方に会うのは久しぶりでした。勉強になりました。ありがとうございます。」(苦笑)
 
私への評価が適切かどうかはともかく、客に「勉強になった」とお礼を言える運転手さんが素敵だなあと思った次第です。今の私は社交生活が多くないので、タクシー運転手さんとの会話は楽しみの一つです。嫌な人もいますが、気持ちの良い会話ができる方も一定数いらっしゃるのが嬉しいです。
 
ちなみに、私は若い頃シャイで無口でドモリ(吃音)もありました。この話をするとよく「冗談」だと誤解されるのですが、本当なのです。(苦笑)話下手だった私を救ってくれたのは英語、留学、(留学先で出会った)ダンス、(留学先で出会った)心理学等でした。こうやって文章を書いてみると、私のダンスと心理学の興味はアメリカで培われたものなので、私は自覚以上にアメリカに育てられた面があるのですねえ。。
 
特に、数年前にNLPトレーナーになるためのトレーニングの中でプレゼンテーションの指導を受けたことが大きかったですね。おかげさまで「えっとー」「あのー」的なノイズがぐっと減りました。
 
私は英語や留学自体にはあまり高い価値をおいていないのですが、英語や留学を通じて人が成長する可能性があるという事実にこの文章を書く中で気づかされました。私はタクシーでの出来事について書きたかっただけなのですが、想定外の結論(英語と留学には意味がある)に至りました。人間には「書きたい事を決めてから書く」場合ばかりではなく、「書きながら書きたいことが整理されていく」こともあるのだと思う次第です。
 
今の私には車はありませんが愛犬(みんと、トイプードル、メス、8歳)がいます。


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合掌。

パラダイムシフト

私が高校の将棋大会に出ていた頃、そしてそれは羽生さんがまだ中学生で四段だった頃、将棋の常識は「振り飛車には角交換を挑め」でした。ところが、今は振り飛車側から角交換を挑むのが常識になっています。昔は「こんな手を指しているようでは破門だ!田舎へ帰れ!」とでも師匠に一喝されていたであろう手が、今は好手とされていたりする。長く生きていると、色々な分野において革命的な変化、パラダイムシフトを感じることが多いです。

まさか、まさか、経営学や組織論を学ぶ方々がケン・ウィルバーの理論に興味を持つ時代が来るとは思っていませんでした。

インテグラル理論とティール組織の勉強会が始まりつつあります。今後少しずつ情報発信をしていきます。

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トランスパーソナル心理学的経営

会社を経営するようになって気づいたことの一つに「クラインアントの役に立つことを真剣に目指している会社はそれほど多くない」ということが挙げられます。もちろん、何を基準に「お客さんの役に立っているのか」を判断するのは難しいですし、「多くない」もどのような数字なら「多い」のかは議論の余地があるのですけどね。GMAT CR(クリティカル・リーズニング)の問題で出題されそうなテーマです。笑

私の学校(Affinity英語学院)ではMBAや留学を押し付けません。MBA留学を目指して来校された方が、私(キャリアコーチ)や佐取(キャリアコンサルタント)の面談を経て、MBAを目指すのではなく転職を決断されたとしても「成果」だと考えます。クラインアントが「幸せになること」あるいは「キャリアゴールを達成すること」が私の学校のミッションであり、MBAや留学を「煽る」ことは決してしません。もちろん、MBAのトップスクールへ行くことを強く決心している方には、その方向性で支援をします。プロの「キャリアコンサル」や「キャリアコーチ」であれば、「ゴール設定はクラインアント自身が決める事柄である」ということは「常識」なはずです。

私の理解では、トランスパーソナル心理学は「自我を超えることの大切さ」をテーマにしています。「俺のため」「会社のため」という「我欲」を超えたところに「幸せ」がある。私は学習カウンセリングにおいて、クライアントが通っている予備校のクラス受講順番のアドバイスをしたり、その予備校の特徴を活かした教材の活用方法や復習方法を指導することすらあります。その予備校へ通い続けることが「変えられない決定事項」であり、そしてそのクライアントを幸せにすることが私のミッションなのですから、当然と言えば当然のことなのですけどね。

引き続き、インテグラル理論とティール組織については、先日のセミナーへ参加した以外の勉強や読書はまだ「ゼロ」なのですが、私の中で何かが動きだした気がしています。

インテグラル理論とティール組織

昨夜、台風による雨の中、インテグラル理論とティール組織についてのセミナーに参加してきました。私はこれらの理論についての本を全く読んだことが無いのに、たまたま予定が無かったので気まぐれで参加してきました。予測以上に意味不明の横文字が飛び交い混乱しました。ペアワークのお相手に迷惑をかけました。(苦笑)

でも、とても意義深い時間でした。私が多少は「まともに」本をを読んだのは、おおよそ1988年から1995年の間の時期です。大学の恩師である高尾利数先生の影響でケン・ウィルバーの思想に出会いました。トランスパーソナル心理学によって世の中が良い方向へ向かって行くんじゃないか、という期待感が私の中に生まれたのです。しかし、その後世の中は決して良くならなかった。私はリアルタイムでは経験していないのですが、学生運動がテロリズムや殺し合いに堕落していく時に漂った虚無感と挫折感を、仲間から「一人学生運動家」や「闘う言語学者」等と呼ばれることもあった私はおそらく味わっていたのです。お金も希望も生きていく気力も無くなり、臨床心理士か鍼灸師になりたいという夢を諦めて、私は生活のために英語を教える仕事を始めました。

まともな読書を止めてしまっていた私が「インテグラル理論」という言葉を耳にしたのは、確か二年か三年ほど前のトランスパーソナル学会における鈴木規夫先生のプレゼンテーションでした。どうやら、ケン・ウィルバーはその後インテグラル理論という言葉を使い出したらしい。トランスパーソナル心理学とインテグラル理論とは、基本的には同じような考え方らしい。そしてウィルバーは世直し運動のような大きな流れを作ろうとしたのだが、色々な理由で決して上手くは行かなかったらしい。今後の世直しを託してもよい思想なのだろうか?

また、NLP心理学やヒプノセラピーの仲間たちの中に、インテグラル理論やティール組織に興味をもつ人がちらほら出現してきていることも、今回のセミナーへ参加したきっかけの一つでした。

私は仕事を転々とする中で、遂に雇ってくれる人がいなくなり(苦笑)止むを得ず起業しました。酷い起業理由です。アントレの夢を語ってくれる私の受講生たちには特に恥ずかしい。そういう人は読まないで。(笑)そして、流れに乗っているうちに個人事業が法人化され、スタッフも増え、なぜだか私は経営者になっていました。不思議なものです。

経営について何もきちんと学んだことがない私は、心理学的な考え方、特にトランスパーソナル心理学の思想に基づいて会社経営を実践している自分にふと気付かされたのです。まあ、他に頼る思想がなかったんです。(笑)勘違い野郎だと叱られる覚悟で書くと、おそらくインテグラル理論とティール組織の考え方のいくらかは、すでに私の中に存在して、表現されることを待っています。

ひょっとして、インテグラル理論やティール組織はMBA教育に取り入れられているのでしょうか?だとしたらMBAに行くのも面白いかなあ。でも、五十路を越した私を入れてくれる学校なんてあるのかしら。テストの点数はまあまあだけど。(苦笑)

GMAT EA 3時間セミナー

ビジネススクール(MBA)出願情報です。

 

GMAT EA(Executive Assessment)の3時間セミナーを9/22(日)に緊急実施することになりました。

 

https://affinity-english.com/gmat/gmat-ea-3hseminar.html

 

GMAT EA (Executive Assessment)はEMBA(エグゼクティブ向けのMBAプログラム)へ出願される方を対象に作成されたテストなのですが、1年制のミッドキャリアプログラムと2年制のレギュラープログラムの一部がEAのスコアによる出願を認めるようになっています。現時点(2019年9月)では以下のプログラムがEAスコアによる出願を認めることを公表しています。

  • MIT Sloan Fellows(1年制)
  • LBS Sloan(1年制)
  • Columbia(2年制)
  • NYU Stern (2年制)


EAは通常のGMATよりも試験時間が短く、またIR(Integrated Reasoning)が点数の1/3を占めることから、受験生の特性によっては通常のGMATよりも高得点が取りやすいテストである可能性があります。

 

本セミナーでは、EAの受験ルール、試験形式、テストの攻略法、勉強法、等の「EAの全容」を解説いたします。 GMAT,GREでのスコアメイクに苦労している中で、上記4校への今シーズンの出願を目指している方は、ぜひEA対策&受験をご検討ください。

 

 

アリストテツヤ

「ソーカワクラテス」というお名前でYouTuberとして活躍されている寒川(そうかわ)さんから「アリストテツヤ(私の名前は飯島哲也)という名前で一緒に動画を撮影しませんか?」という楽しいご依頼をいただき、大阪にて一気に6回分撮影をしてきました。

 

www.youtube.com

 

ソーカワクラテスさんとも、そして撮影者の方とも、10年以上ぶりの再会だったのですが、波長が合うせいか、大阪という場の力なのか、撮影はスムーズに進みました。

 

ソーカワクラテスさんは日本語教育という現場があり、私には英語教育という現場があります。学問ではアプローチしにくい疑問点について、主にNLP(神経言語プログラミング)の知見を借りて、日本語についてのご質問に回答させていただきました。

 

今回は「日本語では、なぜ過去のことを<~前>と表現し、未来のことを<~後>と表現するのか」というご質問を扱いました。これは、実際に日本語教育にかかわっている方から寄せられた質問です。

 

私の仮説は以下です。一人の人間にも一つの文化にも、「時(とき)」に関する独特のとらえ方があるのです。NLP心理学の言葉を使えば「タイムライン」の議論です。時間をまっすぐなものと考えるのか、円環的なものと考えるのか。仮にまっすぐな時間軸を設定するならば、私たちは「未来」を見ているのか「過去」を見ているのか。

 

日本文化においては「過去」あるいは「伝統」を見つめるのが好きな傾向があると思うのです。過去を向いているから過去は「前にあるもの」であり、過去を向いているから未来は「後ろにあるもの」だと認識されるのではないか。

 

本当は、これにくわえて「かごめかごめ」の歌詞についても議論したかったのです。「夜明けの晩に」や「後ろの正面」という表現は、時や空間をひねってとらえないと出てこないものですから。このあたりは、次回の撮影で触れたいと考えています。

 

今回の日本語についての仮説もNLP(神経言語プログラミング)をベースに思いついたものです。私は現在はNLPのトレーニングは実施していませんが、英語教育の仕事も心理系の仕事(コーチング、メンタルトレーニング)においても、NLPが非常に役に立っています。

 

8/10(土)、8/11(日)の2日間に、リチャード・ボルスタッド先生(ニュージーランド人のNLPトレーナー)をお招きしてNLP入門講座「キーズ・トゥ・サクセス」を東京にて開催します。早割は7月20日まです!

 

kotonoha-psychology.com