「キリンはハトを食べるか」論争(笑)で「私の勝ちですね」
と宣言したところ、再度反論をいただきました。
最後の屁理屈としては、「キリンが口にハトをくわえたからと言って、
食べたとは限らない。」です。こうなると子どものケンカです(笑)
なるほど! 鋭い! 負けました。(苦笑)
たしかに、ハトがキリンの口の中に入っている写真を証拠と
して提示したとしても、実際に食べたとは限りませんね。
つまり、
「口にくわえた」=「食べた」
という、勝手なアナロジーアサンプション(analogy assumption)
が、私の方にあったことを指摘されたわけです。まさに Critical
Reasoningの世界です。面白い!
例題
ここに、キリンがハトをくわえている写真がある。
よって、明らかに、キリンがハトを食べることがある。
この議論を最も弱めている選択肢を、以下より選べ。
という"Weakening Question"の答えとして、
「確かにくわえはしたが、食べてはいない。」
という正解が成立します。恐れ入りました。
このようなクリティカルかつくだらない(笑)議論が
お好きな方は、以下の本を読まれることを強くお奨めします。
Critical Reasoningの勉強をする上での必読書である、と
私は考えています。
クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法posted with amazlet at 10.02.23道田 泰司 宮元 博章 秋月 りす
北大路書房
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秋月りすさんの漫画が面白いので
何度も繰り返し読む本
クリシンの基礎が判る本
取っ付き易いクリティカルシンキング