「キリンはハトを食べるか」論争(笑)で「私の勝ちですね」
と宣言したところ、再度反論をいただきました。

最後の屁理屈としては、「キリンが口にハトをくわえたからと言って、
食べたとは限らない。」です。こうなると子どものケンカです(笑)


なるほど! 鋭い! 負けました。(苦笑)
たしかに、ハトがキリンの口の中に入っている写真を証拠と
して提示したとしても、実際に食べたとは限りませんね。


つまり、


「口にくわえた」=「食べた」


という、勝手なアナロジーアサンプション(analogy assumption)
が、私の方にあったことを指摘されたわけです。まさに Critical
Reasoningの世界です。面白い!


例題
ここに、キリンがハトをくわえている写真がある。
よって、明らかに、キリンがハトを食べることがある。


この議論を最も弱めている選択肢を、以下より選べ。


という"Weakening Question"の答えとして、


「確かにくわえはしたが、食べてはいない。」
という正解が成立します。恐れ入りました。


このようなクリティカルかつくだらない(笑)議論が
お好きな方は、以下の本を読まれることを強くお奨めします。
Critical Reasoningの勉強をする上での必読書である、と
私は考えています。


クリティカル進化(シンカー)論―「OL進化論」で学ぶ思考の技法
道田 泰司 宮元 博章 秋月 りす
北大路書房
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おすすめ度の平均: 4.5
5 4コママンガを導入として、もう一歩深く考える習慣をつけよう
5 秋月りすさんの漫画が面白いので
5 何度も繰り返し読む本
5 クリシンの基礎が判る本
4 取っ付き易いクリティカルシンキング



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