前回のGMAT点数アップ報告(Fさん)の「追記」をお届けします。


↓Fさんの体験談↓
http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20101229


GMAT Verbalで高得点を取得するためは「問題の捨て方」についてしっかりとした戦略を持つことが重要です。FさんはRC(Reading Comprehension)の正答率が、SC(Sentence Correction)やCR(Critical Reasoning)に比べて低かったため、RC全4パッセージのうち2つ目と4つ目を捨てる(ランダムクリックする)作戦、すなわち「RC ○×○× 作戦」で本試験に望まれ、無事700点(M 48, V 36)を取得されました。


「GMATで700点に到達するためには、Readingを捨ててはいけない」という声をよく聞くのですが、決してそんなことはありません。


以下、ご本人からの補足です。

Verbalの問題の捨て方:
当日は、予定通りRCは○×○×で行きました。これがハマりました。解答で(A)が多かったのが気になりましたが、感触では最初の10問までのSCはノーミスで、CRもそこそこだったと思います。RCの1問目は忘れましたが、何とか戦えた感触でした。運が良かったのは、RCの3問目で、マイノリティーパッセージですが、メキシコアメリカンの関係で、推測含め良く内容が理解でき、選択肢も5問中3〜5問正解したはずです。
その後、CRでは意味不明なものと最後の時間不足から3,4問程度ランクリ、SCは何となく全て解いて終わりました。SCは最後まで尻尾のスプリットは完璧にはなりませんでしたが、その他教わったテクニックと下線以外の部分を俯瞰的に見てヒントを得る術は当日も生きていました。

運の要素やSC・CRでかなりの正答率などが必要とされそうなので、最初から何が何でも700以上を目指す人が取るべき戦法かはわかりませんが、確かにこの戦法で700を取れました。また、「Readingを捨てるな!」も、いろんな人が色んなところで言っており、私もそう言われました。(不可能なことなので無視しましたが)