TOEFLの受験ルールが「12日間に1回のみ受験が可能」変更になったことに関連して、以下コメントさせていただきます。


【Where and When Can I Take the TOEFL iBT ®Test?】:

You can retake the test as many times as you wish, but you cannot take
it more than once in a 12-day period. If you already have a test
appointment, you cannot register for another test date that is within 12
days of your existing appointment.


http://www.ets.org/toefl/ibt/about/


今回のポリシー変更により、新規申し込みの際は、「土曜・日曜の連続受験」や「翌週の受験」が出来なくなりました。そして此度のポリシー変更による影響点 を出願戦略の観点から考えてみます。


◇MBA出願者:10月上旬 (1st Round締切日)の場合

出願締切日までにTOEFLスコアレポートが必着と記されていれば、スコアリングの日程も考慮に入れ、遅くとも9月中旬の受験時でスコアメイクを終了させなけ ればなりません。仮に9月中旬の受験ですと、同月の受験回数は一度に制限され る可能性が大です。


◇LL.M.出願者:

以下1)〜3)にあるように、締切日が月の中旬へと集中するLL.M.プログラムへの対応策は、出願前の月の初旬と下旬に2回の受験機会を設けていくことが必須になってくると考えられます。

1)11月中旬
2)12月中旬
3)1月中旬から2月中旬


<総括>
今回のルール適用によりTOEFLの受験機会は少なくなるため、受験日に向けた細心の準備が必要になってきます。この「準備」には、体調管理やメンタル面のコンディションをも整えるといった事項も含まれます。また、今までよりも試験日程を確保しにくくなる可能性がありますので、早めに申し込みをした方が無難です。