GMATの受験ルールが変更になりました。

スコアをキャンセルした場合、今までは"C"という印が「キャンセルした証拠」としてスコアレポートに残ったのですが、今後はキャンセルした証拠が残らなくなるようです。つまり、今までに比べると「スコアをキャンセルした事実」が大学側に悪い印象を与える心配がなくなりました。

また、今までは「31日間に1回のみ受験可能」だったのが、今年(2015年)の7月19日より「16日間に1回のみ受験可能」になります。
この変更により、勝負どころでは集中的に受験することが可能になります。

しかし、「1年間に5回まで」というルールには変更がないので注意して下さい。つまり、GMAT本試験の受験には慎重になるべきであることに変わりはありません。

私は、このルール変更は「GREを意識したもの」だと分析しています。GMATが、ライバルであるGREにすり寄っている印象です。GREは「21日間に1回のみ受験可能」であり、「どのスコアを大学へ送るかを出願者が選ぶことができる」のです。競争があるのは良いことです。

http://www.mba.com/us/the-gmat-blog-hub/the-official-gmat-blog/2015/june/july-19-new-gmat-exam-features