GMATの模擬試験が新しくなりました。
以前は「GMATPrep」という名前でしたが、新バージョンは「Starter Kit(お試し無料問題)」+「Practice Exams(無料版2セット+有料版4セット)」と名前が変更になりました。
以下のサイトに、そのあたりの経緯が詳しく書かれています。
https://www.mba.com/global/the-gmat-blog-hub/the-official-gmat-blog/2018/april/gmat-official-practice-exams-and-questions.aspx
GMATPrepはダウンロードして受験するシステムでしたが、新バージョン(Starter Kit+Practice Exams)はオンラインにてアクセスするシステムを導入しています。
https://www.mba.com/global/store/store-catalog/gmat-preparation/gmat-official-starter-kit-practice-exams-1-and-2-free.aspx
使われている問題自体は以前と同じようなのですが、新しい試験形式に慣れるために、今後はこの新しい模擬試験を活用してください。ただし、この新模擬試験はオンラインで受験する形式なので、ネット環境がない等の事情があるケースでは古いGMATPrepも併用せざるを得ないでしょう。
旧模擬試験(GMATPrep)をお持ちでない方は、念のためダウンロードしておくことをお勧めします。
https://www.mba.com/global/store/download-free-gmatprep-software.aspx
Practice Exams(6セット)は以下の様に使うことをお勧めします。
まずは、Exam #1を反復的に「アセスメント」として受験してください。お勧めの頻度は、経験的に「3週間に1回程度」です。TOEFL/IELTSを既に完全に卒業している方や、仕事をせずに勉強だけに注力する環境が与えれている方等は「2週間に1回程度」でもよいでしょう。そして、Exam #1を「問題の見直しはせずに」繰り返し受験して、目標点数を突破したらExam #2に移行しましょう。Exam #1の「目標点数」を何点とするかは個人差がありますが、もし700点突破が絶対に必要な方であれば、最低でも700点、理想的には750点達成を「ノルマ」としてはいかがでしょうか。
そして、Exam #1を卒業したら(=ノルマを達成したら)Exam #1は「問題を研究するためのソース」として扱うようにし、アセスメントとして受験するのはExam #2としてください。
Exam #2も卒業してExam #3へ移行した際(Exam #3の初受験の際)の点数は、本試験で何点程度が取れるのかを予想する手段になります。
早めのタイミングでExam 1,2,3,4,5,6と受験してしまうと、後々のアセスメントツールを失ってしまうことを意味しますので、Practice Examsの受験は慎重に、順番を守ることをお勧めします。
Affinity英語学院 飯島哲也