GMAT/GRE体験談をシェアさせていただきます。GREにて「GMAT換算710点」を取得された方です。

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取得点数:GMAT 660点 / GRE324点 (*GMAT換算710点)


1. はじめに

2018年の夏から、IESE Business SchoolのMBAプログラムに入学します。GMAT/GREの勉強において、Affinityでは授業の内容はもちろん、勉強の仕方やテストへの向き合い方など、たくさんのことを学びました。自分は海外に住んだ経験もなく、スコアメイクにはとても苦労しましたが、無事にトップスクールから合格を頂くことが出来ました。少しでも参考になることがあればと思い、自分の経験を書かせて頂きます。万人に共通する方法はないと思いますが、一部でもこれから受験される皆様の助けになれば幸いです。

2. Affinityの授業について

最後はGREを受験することになりましたが、当初はGMATを受験しており、AffinityではGMATのクラスを受講していました。ただ、GMATのクラスで得た知識や勉強法がGREにもそのまま活かせたので、GREにシフトした時も基礎は出来上がっている状態でした。(一部、GREではSCがなく単語問題があるなど違いはありますが、Math/Verbalともに求められる知識と考え方はGMATとほぼ同じです)
どのクラスも、たくさん問題を解くのではなく、少ない問題で解法パターンなどを丁寧に身につけて行くスタイルでしたが、これが自分には合っていました。

Math/CR/RCを受講しましたが、どの講座でも基本をしっかりと身につけることができるので、おすすめです。特に苦手だったVerbalでは、本文の読み方/問題パターンの型を丁寧に理解することで、文章の論点をつかめるようになり、問題も解きやすくなりました。

3. GMAT/GREで大事だと思ったこと

A)勉強仲間をつくり、教え合う

飯島先生がクラスで勉強仲間をつくることを勧められており、クラスで一緒だった受験生と一時期毎日のように勉強会をしていました。これが自分にとってひとつのブレイクスルーでした。
テスト勉強は辛いですが、同じ境遇の受験生と勉強するとモチベーションになります。またGMAT/GREは、人に教えられるレベルになってはじめて、初見の問題でも根拠を持って解けるようになると思います。実際、勉強会で1問ずつ教え合ってみると、わかっていたようでいかに根拠なく解いていたか(=たまたま合っていたか)が明確になり、愕然としました。また人に自分の言葉で説明することで、本質的に解法が理解でき、応用が効くようになりました。勉強会仲間からの説明を聞いて、自分の解法をブラッシュアップすることもできました。
勉強会をしていると時間あたりに解ける問題数は少ないので、一見無駄に思えるかもしれませんが、勉強の質は格段にあがるので、おすすめします。

B)本番で最大限に集中できる環境を整える

GMATは660点どまりで、GREの1回目も316点と目標に届かなかったのですが、最後のGREで目標を突破できた要因の1つが、当日の集中力でした。後半かなり疲れていましたが、最後の一問まで気を抜かず、各問題を解くことに集中出来ていました。これまでのテストでは、途中で焦ったり、最後の数問はもういいや…と適当になってしまったりで、結果として最後の一押しが足りなかったと分析しています。


最後のテストで集中力を維持できた要因を以下の2つだと考えています。

・明確にテスト戦略を持つ

飯島先生が何度もクラスでおっしゃっていましたが、GMAT/GREでは自分に合った戦略を持ち、本番できちんと実行することが本当に大事だと思います。
324点がとれた時のGREでは、どのセクション/問題タイプで何問以上とる、TC/SEはXXの問題は即座に捨てる、RCはXXでなければ腰を据えて取りに行く、XX分以上時間をかけないなど、本番中に意思決定で迷わないように明確に戦略を決めていて、本番ではその通りにバッサリ&即座に数問を捨てました(焦りもなくほぼ無心でこれをやりました)。結果、何問かあとで見直すことも出来て、点数UPにつながりました。(*GREは問題を戻れるので、見直しができます)
自分なりの戦略を見つける上でもPrepは重要だと思います。自分はPrepを数回行い、どのタイプ問題が得意or苦手か、時間配分はどうだったか、などを記録して自分なりの戦略をつくりました。

・当日に向けて体調/気持ちをしっかり整える

点数が取れたときは、最後の1週間ほどは毎日7h以上寝ていて、あまり勉強せずリラックスしていました。やれることはやってきたし、追い込んで気負いするよりも普段通りのマインドで望んだほうが全力を出せると思ったので、結果として良かったです。ただ集中力の高め方は人それぞれだと思いますので、自分にあう方法で体調やモチベーション管理をしてください。
また、Prepを本番通りのスケジュールでやっておくことで、いかにテスト本番がタフかを体感するのも重要です。ただ闇雲に受けるのではなくて、体調をきちんと整えたり、戦略を持つことで、本番で焦らない状態をつくることが大事だということに気づくと思います。


つらつらと書いてしまいましたが、人によってバックグラウンドや状況も異なるので、勉強法やテスト戦略で迷った場合はまず飯島先生に一度相談されると良いかと思います。方針が決まれば、あとは信じて実行あるのみです。皆様が納得のいく受験をできるよう、心より応援しております!