MBA出願へ向けてのテスト選択 その2

前回のエントリーの続きです。

 

昨年度の出願においてはINSEADとICS(一橋)がGRE不可だったのですが、どうやら両校共に今シーズンはGREスコアも認めるようです。まだ公式ページでは発表されていないようですが、ほぼ間違いないようです。(情報の裏はきちんととってあります。)

 

ということで、今シーズンのMBA出願においてはGREが不可の学校は事実上ないと言ってよいと思います。MBA出願における学力テストにはGMATとGREがあり、基本的にはどちらのテストでも出願が出来るのです。

 

前回のエントリーで私は「基本的にはGMATがお勧め」だと書きました。そして、その理由として

 

(1) GRE不可の学校がある。(INSEAD)

(2) GMATの方がGREよりもビジネスパーソンにとって学ぶ価値のある内容のテストである。(GMATはロジカルシンキング、ビジネスライティング等のトレーニングになる。)

(3) 一部企業(特にコンサル業界)において就職活動の際にGMATスコアが要求されることがある。

 

の3点を挙げました。

 

ですが、INSEADがGREを認めるようになったので、GMATを推奨する理由が1つ減ったことになります。ですが、やはり現時点でも私は「MBA出願のためには原則としてGMATを選択すべき」という立場を崩していません。ですが、GMATのスコアメイクに苦労している方、あるいは苦労しそうな方は、早めにGREという選択肢を検討した方がよいです。

 

6/14(金)に「GRE乗り換えセミナー」を実施します。今までGMAT対策を実施してきた方がGRE乗り換えをするかしないかを決断する上で参考になると思います。つまり、GRE転向を決断していなくても、GREがどんな試験なのか様子をみるためにご参加いただくことが可能です。

 

Affinity英語学院 飯島哲也