LAの Santa Monica Beach にて考える風太郎 ⇒



私はかなり悲観的な人間です。
人間性悪説に共感しますし、人類の未来についても
絶望的な思いが頭をよぎります。



で、暗い気分になって、どうしようもなくなる時、
ふと手を出す本のひとつが「絶薬」(絶望に効くクスリ)です。



絶望に効くクスリ 1―ONE ON ONE (1)
山田 玲司
小学館 (2004/05)
売り上げランキング: 5,638


p.15 (この本は漫画です、念のため)

中村氏:山田さん・・・ナイフ見せちゃだめだよ・・・
    一度、やさしく読者を抱え込んでさ・・・ 
    安心したところを後ろからブスッと刺したらどう?

山田氏:この一言で僕の人生は変わった。
    手塚バイブル(風太郎の注:手塚治虫の「マンガの書き方」)
    の一節を思い出した。
    「テーマはさりげなく、シノプシスはていねいに」

    決めたぞ・・・ 俺は低俗作家になる・・・
    個人的に言いたいことは消費税以下にとどめて・・・
    残りの97%はエンターテイメントで描いてやろう・・



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風太郎はおしゃべり&短気なので、つい言いたいことを
そのまま口に出してしまうところがあります。そして
その言いたいことが結局伝わらず、絶望的な気分になる・・・
そんな悪循環を繰り返していました。ごく最近まで・・・


今は、山田氏と同じく、エンターテイメントに徹する覚悟があります。
英語の授業も、特にデジハリ大では、エンターテイメントにかなり徹しています。
そんな「エンターテイメント」の中に秘められた3%の本音に気づいてくれ、
反応してくれる学生が少しでもいればいいや・・・


そんな気分で仕事をしています。
そして、確実に、私の本音に気づいてくれる学生がいる。

嬉しいです。デジハリ大の学生の皆さんに感謝します。


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