TOEFL iBT向けのお勧め単語集&副読書です。


以前にも書きましたが、


△「TOEFL 英単語 3800」旺文社


はお勧めしません。


この本のような、英単語とその和訳が与えられているだけの「羅列系単語集」は
少なくとも、TOEFL iBTの様な本格的な英語テストには向きません。


今日は、3種類に分けてボキャブラリー対策本をご紹介します。



#1 語源の説明がなされているもの


語源とイラストで一気に覚える英単語
清水 建二 William Currie 中田 達也
明日香出版社
売り上げランキング: 7,444




Hyper 語源とイラストで一気に覚える英単語
清水 建二 ウィリアム・カリー 中田 達也
明日香出版社
売り上げランキング: 20,419



たとえば、一冊目の本(赤い本)の最初の章では
"en〜"という接頭語で始まる以下の4つの単語が紹介されています。


"en〜”には、形容詞や名詞を動詞にする働きがあります。

en+able(可能な) = enable (可能にする)
en+courage(勇気)= encourage(勇気づける)
en+title(資格) = entitle(資格を与える)
en+rich(豊かな) = enrich(豊かにする)


そして、各単語には一つずつ例文が与えられています。


素晴らしい本なのですが、残念ながら弱点もあります。
英単語の日本語訳が一部不適切だったり、例文が不自然な
箇所があります。なので、各単語の意味を英英辞典で再確認
し、また英英辞典から例文を追加しながら学習すると良い
でしょう。
そして、その例文を最低50回ずつくらい音読&筆写
(書き写す)ことをお勧めします。




#2 文脈主義のもの


英単語4000受験英語からのTOEFL Test
泉 忠司
Z会
売り上げランキング: 101903


最近出た本です。


一目惚れしました。(笑) TOEFL関連の文脈主義の単語本
の中で、一番バランスがとれていると思います。として
同業者数人に見てもらいましたが、皆絶賛しています。


第1章〜第3章までが、短文の中で基礎レベルの単語が
紹介されている形式。 第4章〜第5章においては、
TOEFL頻出の各学問分野別に文章が書かれており、そして
その文章の中で登場している単語が各ページ下に「単語集」
としてまとめられています。


単語レベルがちょうど良く、例文主義&文脈主義なので覚えやすく、
また音声CDが付いているので、リスニングの勉強にもなります。


一押しです!





#3 副読書



TOEFL iBTでは、幅広い分野の「教養」がある程度必要です。
私の様な「ずぶずぶの文科系人間」にとっては、理科系の文章&単語に
慣れておかないと、高得点は困難です。

この本は、アメリカの小学生向けの科学辞典を題材にした、分かりやすい
副読書です。まずは何度も音声CDを聞き、それから読み、最後に分からない
単語をどんどん覚えて行く、という勉強を地道に続けていけば、TOEFL iBTの
ReadingとListening対策として有効です。



アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
村田 薫 James M. Vardaman Jr.
ジャパンブック
売り上げランキング: 20923
おすすめ度の平均: 4.5
5 勉強になります
5 読み物として面白い。
4 アメリカの歴史は必須でしょ。


アメリカの歴史の最低限の知識なしにTOEFLを受験するのは無謀です!
是非この本を数回熟読してください。もちろん、アメリカ人の視点で
書かれた歴史書ですから、愛国者の風太郎としては「むっ」とする
箇所も沢山あります(苦笑)が、まあ、その辺は割り切ってください。


さらに余裕がある方は、以下の本もお勧めです。
私も、今日ここに挙げた本を使って、英語力を作り直します。
そして、年内にTOEFL iBT満点を目指します!


<初級者用>



アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書
ジェームス・M. バーダマン Jr.,James M. Vardaman 村田 薫
ジャパンブック
売り上げランキング: 8382





<中級者用>










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