上岡龍太郎がテレビの世界から消えて、テレビを見る気が失せた。
上岡龍太郎は輝いていた。信念を持ち、体を張って、言うべきことを言っていた。


彼は言う。「女・子供の時代がきた」と。
「女・子供(おんな・こども)」という表現は挑発的かもしれないが、発言の内容自体は正しい。
男は、「女・子供」と如何に向き合うかが問われている。
男の論理だけでは生きていけない時代がきている。
思想的に言えば「理性の時代」が終わったのであり、ニーチェの言葉を借りれば「神は死んだ」のである。


今は女の時代、女性性の時代である。
男どもよ、分かっているのか?