私はタモリさんを尊敬しています。

10年ほど前に、このブログで一度タモリさんの哲学論について書きました。
http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20080302
「たぶん続きます」と結んであり、今日は10年ぶりの続編です。


まずは、現時点で覚えていることを振り返ります。


昔、おそらく25年から30年くらい前のことだと思うのですが、タモリさんがテレビで哲学に関する講演をされていました。たしか、毎回1人ゲストが30分ほどテレビ用の講演をする番組でした。残念ながら、現時点ではその番組名は不明です。

講演用によく用意されている形でお水が提供されており(ガラスの入れ物とグラスがセットになっているもの),それをグラスを使わずに直に、しかも一気に飲み干すというギャグから始まった講演でした。タモリさんは、正面切って哲学を論ずることは少ない方で、この時も「しがらみでやむを得ず話すことになった」というような主旨のことを話されていました。そして、この講義の内容は本としても出版され、学生だった私は繰り返し読み返したのですが、この番組や本のことは、インターネット上で検索しても今のところヒットしません。国会図書館にでも行けば見つかるかもしれませんが(苦笑)今の私にはその時間がない。

たしか、白板にxz座標のようなものを書かれていました。そして、x軸を時間、y軸を空間(逆だったかもしれません)と見立てて、(0, 0)の座標、つまりxz座標の中心を「実存のゼロ地点」と呼ばれていました。過去や未来にとらわれず、他人の目や世間の圧力なども気にせずに「自分をしっかりと生きろ!」というメッセージを若者に発信していました。

・・・とここまで書いて、念のためYou Tubeを確認したら、なんとこの講演がアップされているではありませんか!せっかくここまで書いたので、これでいったん私の記事もアップしてしまいます。(笑)そうしないと、私はいつまでたってもブログやメールを書かずにぐずぐずしてしまう「中途半端な完璧主義(?)人間」なのです。ソースを確認せずに文章を世間に公表することは、学者やジャーナリストだったら許されない行為ですが、私はただの凡人なので許してください。(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=W2ojakjGdEk
https://www.youtube.com/watch?v=Gbl1UjztVhY

動画を見た上で、続きを後日書きます!
私の記憶と文章がどのくらい正確がが問われます。笑