皆様


大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。



年末年始は沖縄本島に滞在していました。


沖縄について、いろいろな想いがあります。


10年以上ぶりの沖縄本島でした。
風太郎がかつてプータローだったころ、沖縄移住を計画し、
1ヶ月ほど沖縄本島に住んでいたことがあります。
住民票も移し、「現地の女性と出逢って家庭を築きたい」
とまで漠然と考えていました。


「フロムA」で仕事を探し、沖縄に乗り込んだのですが
いろいろな事情で1ヶ月で実家に逃げ帰りました。
まあ、一言で言えば、一人きりで生きていくほど
強くなかったということです。


今回、当時住んでいたマンションを訪れ、若気の至りの
苦い思い出を反芻しました。


国際通りがすっかり様変わりしていました。
米兵向けの店が減り、お土産屋さんが増えてました。
以前よりも観光地化した様子。


沖縄に関してはいろいろ語りたい。
でも、重いテーマなのでなかなか書き始められない・・・


旅行最終日に、意を決して、激戦地だった南部を訪れました。
ひめゆりの塔、沖縄平和祈念公園、等々・・・


日本人の一人として、戦没者に祈りを捧げました。


何が悪かったとか、誰の責任だとか、戦争は絶対に悪だとか
簡単に言えるほど、事の本質は簡単ではないと思います。


ただ、日本人の一人として、しっかりと「歴史を抱えて」
「歴史を引き受けて」生きていく決意をしました。


戦争はもちろん避けるべきものである。
だが、だからといって、戦争遂行者たち全てが悪者な
わけではない。日本の明るい将来を願いつつ、散っていった
若者達の魂を、私達は継承していく義務がある。


沖縄へ行くときは、ビーチで遊んで、じーまみ豆腐と海ぶどうを
つまみながら泡盛を堪能するだけでなく、戦争をしっかりと振り返る
時間もかならず作ります。