授業の合間に、Chet Bakerの "Everything Happens To Me"
という歌の存在を知りました。(Sさん、ありがとう!) 



Chet Baker Sings It Could Happen to You
Chet Baker
Riverside/OJC (1991-07-01)
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いやー、良い歌ですね〜
ジャズが好きな私ですが、この歌は知りませんでした。


ジャズのスタンダードは、英語の勉強にぴったりだと
思います。歌詞を比較的はっきり歌っているし、意味的
にも大変味わい深い。



I make a date for golf
ゴルフの予定をたてると


And you can bet your life (that) it rains
必ず雨が降る(苦笑・・・雨男なんだ)


<解説>
"You can bet your life that〜"という構文は、
直訳すると「"that〜"が起こるという可能性に命を
賭けても良い」、すなわち「必ず〜が起こる」という
意味になります。



I try to give a party
パーティーをやると


And the guy upstairs complains
上の階の人が文句を言う



I guess I'll go through life
Just catching colds and missing trains
ま、僕は、風邪をひいたり電車に乗り遅れたり
しながら、人生を過ごしていくんだろうなあ



<解説>
"catching colds"(風邪をひく)は、いろいろと
嫌なこと、大変なことが起こることの比喩でしょうし、
"missing trains"(電車に乗り遅れる)は、周囲の
人に比べて、いろいろなことをやりそこなう、やる
のが遅くなる、ということの比喩です。学校に進学
するのが遅くなったり、はじめて彼女ができるのが
20代になってからだったり。(苦笑)



Everything happens to me
僕には全てが起こるから
(嫌なことも含めて、いろいろ起こる)



いやー、まるでPeanuts(漫画)のCharlie Brownの人生観
みたいですよね〜 不器用で、失敗ばかりしている自分を
嘆きながらも、それをどこかで受け止めている。"Everything
happens to me."(嫌なことを含めて、全てのことが自分には
起こる)と言っているが、自分のこと、友達のこと、世界の
こと等に絶望的な気分にはならず、たんたんと生きていく。
Charlie Brownは、鈍くさくて失敗ばかりしているけど、
自暴自棄にはならず、妹のSallyやペット(?)のSnoopyを
大切にし、自分なりのペースで生きていく。


You're a Good Man, Charlie Brown
Clark Gesner
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以下、Everthing Happens To Meの動画です。
(残念ながら、Chet Bakerバージョンは見つかりませんでした)