トイレの神様(DVD付)



地震以後、多くの方々、特に海外在住の方々から心配の連絡をいただきました。ありがとうございます。私や家族、学校(Affinity英語学院)関係者は皆元気です。でも、日本は苦しんでいます。多くの人が直接、間接の苦悩を抱えています。が、へたにボランティアや物資の提供等で動こうとすると、かえって迷惑をかける可能性がある。実は私も初動で焦りから小さな失敗をし、結果今のところ直接的な援助活動はしていません。週刊ポスト紙上で小林よしのり氏が「そんななか、できることは、黙々と義援金を出す、節電に努めるといったことを除けば、最後は『祈ること』だろう。」(週刊ポスト 2011.4.1号 p.129より)と述べられています。私もこの3つのことを粛々と実施していきます。ちょうど昨日、親友であり神主でもあるS氏に、私の新居のリビングに小さなお祭りの空間・祈りの場所を作っていただきました。祈りの儀礼、具体的な文言も学びました。S氏の教え、そしてS氏に推薦された伊勢白山道氏の教えを、ご著書やブログから学んでいこうと思います。現世の「横」のつながりだけでなく、時を超えた「縦」のつながりを大切にして生きていきます。


伊勢白山道氏のブログ
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou


「日本は神の国である」という発言をして、マスメディアから徹底的なバッシングを受けた政治家がいましたが(苦笑)、「神」ってそんなに否定しなくてはいけない存在のか? 戦争体験の反動で、「神」を語ることがタブーのようになってしまった日本の言語空間において、魂を揺さぶる名曲「トイレの神様」がヒットしたことを嬉しく思います。私も、この曲を聴くと、トイレで毎日祈りをささげていた私の祖母、故・飯島愛のことを思い出して涙が出ます。おばあちゃん、ありがとう。私にとって、古き良き日本の伝統を私に伝えてくれた親族はあなただけでした。家族に「あんな非近代的なことをして!言っても止めないんだから・・」と言われてもめげずに(笑)、毎日トイレやお風呂の「神様」に「般若心経」を唱えていたおばあちゃんに感謝。考えてみると、「神様」に「般若心経」を唱える、という神仏習合ぶりが日本らしくて良いですね。おばあちゃんに感謝。合掌。そして、生かして頂いて ありがとう御座位ます。


トイレの神様という歌は、探偵ナイトスクープという番組の中で初めて聴きました。「子供がこの曲を聴くと、毎回必ず泣いてしまうので、泣かないようにしてほしい」という依頼だったと記憶しています。植村花菜さんご本人が登場して(!)、子供の前で生演奏をし、子供に「泣かないでね」と説得して、最後は子供が泣くのをこらえて番組が終了。そんな流れの番組の作りに私は違和感を覚えました。こんな感動的な曲を聴いて泣かずにおれるか!(笑)幼い子供でも、この曲の素晴らしさが直感的に理解できたのではないかと私は思うんです。(念のため書き足しますが、今での探偵ナイトスクープはほぼ毎週見ています。アホで温かくて、大好きな番組の1つです。)