ヒプノセラピー(催眠療法)の技法のひとつに「前世療法」があります。私はしばらく前にヒプノセラピーの練習のために、一定期間に何度も前世療法を受けたので、自分がどの時代に生きる誰なのか混乱したことがあります。苦笑
私は前世療法を受けるとよく出てくるテーマが「キリスト教」と「戦争」です。キリスト教会の修道女だったこともありますし、戦争中における戦闘機のパイロット(男性)だったこともあります。
前世療法で大切なのは、セッション中に出てきたこのような前世のイメージが「実体」(本当の前世)なのか「フィクション」(ただのイメージ)なのかは大きな問題ではない、ということです。仮にフィクションであったとしても、「前世」という設定で出てきたストーリーを探ることによって、その人の人生に何らかの肯定的な変化が起きればよいのです。
「怪しい」とか「オカルト」だと誤解をされることもある前世療法に仕事としてかかわることで、友人を失いかけているのも事実ですが(苦笑)、同時に私自身の人生はぐっと豊かになり、カウンセリングの仕事に幅が出ています。