亜紋さん
コメント(ご質問)、ありがとうございました。
「どうやったらステップとか覚えられるようになるんですか?
やっぱり才能?それとも記憶力?」
難題です!! が、頑張ってお答えします。
ステップを覚えるコツ!
#1 繰り返す
平凡なことですが、繰り替えが重要です。
シャドー(一人)で繰り返しステップを踏んでみて
ステップを頭と体に叩き込む。
そして、パートナーと共に同じステップを繰り替えし
何度も何度も練習する。
ある意味、高校野球の「根性の1000本ノック」と
同じ意味合いかもしれません。繰り返して体で覚え
こまないと、本番で体が動かないんですよね。
ステップが怪しい状態で試合に出ると、踊りながら
正しいステップを踏むことだけに意識が集中してしまい
その他の重要なこと(音楽、感情の表現、他の選手と
ぶつからない様に注意すること、等)に神経がいかなく
なり、ろくな結果が出ません。
#2 ステップの意味を考える
ところが、繰り返しだけでは、なかなかステップが
頭に入らないことがあります。特に思考型、理屈型
の性格の人にはよくおこる現象です。(私もそう)
「ここは、ボディーが沈んでいる箇所だから、当然
足はヒールから着く」
また逆に
「ここは、ボディーが浮いている箇所だから、当然
足はボール(足の先の方)から着く」
または
「ここは男性が前進するところだから、私(女性)は
さっと横に身をかわすべきだ。もし、体を後退させて
しまったら、男性が前進しなくてはならない距離が
増してしまい、男性に負担をかけてしまう。」
・・・すばらしいパートナーだ!! (^^)
等と、ひとつひとつのステップにこめられた意味を
考えながらステップを覚えると、各ステップに「意味づけ」
がされるので、ステップが覚えやすくなります。
#3 「ひとつ」になる
社交ダンスは2人で踊る共同作業なので、「2人でひとつ」
なわけです。二人三脚に似ています。
したがって、一つ一つのステップを覚える際にも、パートナーと
「ひとつの動き」をすることを目指すと、流れにのってなんとなく
ステップも覚えてしまいます。ビジネスで「大きなビジョン」が
あると、個々の判断がしやすくなる、というのと似ていると思います。
#4 うまい人の真似をする
英語学習でも同じですが、まずは上手い人の真似をすることが
大切ですね。上手い人、あこがれの人の踊りをイメージして、
そのダンサーになりきって踊る! 今の私は、ピノがあこがれ
のダンサーです。背は高くないのに、大きく切れ味がある動きを
するダンサーです。私は、特にタンゴを踊る時に、ピノになりきって
います。まあ、あくまでイメージの問題でして、見ている人には
分からないのですが。(悲しい)
#5 第三者の「目」を持つ、ビデオを活用する
「観客から見ると、自分の踊りはどう見えるのか」という
「第三者の視点」があるとステップが覚えやすくなります。
自分の踊りのビデオをとって見るのがベストですね。
ほとんどの人が、最初に自分の踊りを見ると「ギャー」と
叫びます。(^^; 自分の踊りをビデオで見ることで、自分の
弱点が非常に良く分かります。
お気づきかと思いますが、ダンスのステップを覚えるコツは
英単語を覚えるコツにもつながります。ねえ、亜紋さん? (^^)