GMAT数学を教えます! 教えるしかない!
Affinity英語学院でGMAT Math クラスを近く開講する予定です。まだスタッフを説得できていないのですが・・・ 「また仕事を増やして大丈夫なの!?」というお叱りの声が怖い・・・(苦笑)
Verbalクラスの受講生の多くが数学に苦しんでいるのを、手をこまねいて見ておれなくなりました。優秀な先生を知っていれば紹介したいところなのですが・・(本音)
このブログで書き続けてきたテーマでもあるのですが、「できない人の気持ちが分かる講師」はなかなかいません。数学が専門の方や、理数系の方では、数学が苦手な人にGMAT Mathを教えるのは難しいのかもしれません。ある意味、私のような「ずぶずぶの文科系人間」の方が向いているのかもしれない。
勉強を好きになるかどうかは、教師が良かったか否かに大きく依存すると思います。私は中学時代に、問題を間違えると生徒を竹刀で殴りつける、人格がひん曲がった数学教師に遭遇したことがきっかけとなり、数学が苦手になっていきました。皆の前に立たされ、黒板(つまり背中側)に「天然記念物!」と書かれて大笑いされ・・・
それ以降に習った先生も、「なぜ」と問うのが好きな私に「とにかく公式を覚えて問題を解け」「余計なことを考えるな」と悲しい言葉を返すだけでした。今思い返すと、確かにそのような側面、つまり「全てを理解できなくても先に進む精神」は、学習において、ある程度必要です。でも、先日の
記事(http://d.hatena.ne.jp/futaro1968/20080228)にも書いた通り、「分からない人の視点」を軸に考えて、かつ物事を「根源的に考える」ことが重要なのだが、それが実行できない数学教師が、多くの「数学難民」を生んでいるのではないだろうか。
私は、学校の成績的には「数学は落ちこぼれ」ですが、数学的思考は大好きです。「リンゴが1つ、みかんが2つ、さあ全部で何個?」と問われても、「リンゴとみかんは別物だから足せないはずだ!」とつい発言しまい、「余計なこと考えるな、馬鹿!」と怒鳴られてしまう、悲しい性(さが)を抱えた屁理屈屋(?)です。でも、英語の授業等で「論理的で分かりやすい」と評価していただけるのは、実はこの「数学好き」が理由なのだと思います。
英語同様「弱者の味方」のスタンスで、数学にも手を広げようと思います。GMAT Mathを全て方程式で
きっちり解こうとすると時間が足りません。時間短縮のためには、実際に選択肢の数字をあてはめて考える「Plug In」等の工夫が必要です。
GMAT Mathで困っている方、まず何はともあれ Official Guideと
Quantitative Reviewの問題をガンガン解いておいてください!
クラスの詳細が決まったら、またご案内します。