WBC準決勝で、日本がアメリカに勝ちました!
やった! 万歳!
日本×アメリカ戦なのに、なんでアメリカ人が主審
なんだろう!? 等の疑問点だらけの大会ですが、
まあ、世の中そんなものですよね。ははは。
イチローの教え その1 「リセット思考」
私は、イチローのインタビューや対談は、できるだけ
見るようにしています。イチローには突っ張った発言、
自信過剰に映る発言、愛国的な発言、等が多く、批判を
浴びることがあるようです。しかし、彼の言葉は、ある分野で
突き抜けた人ならではの深い洞察に満ちています。
1番バッターにとって、4打数ノーヒットで向かえた5打席目
というのは、バッターにとってプレッシャーのかかる打席です。
「もし5タコ(=5打数ノーヒット)なったらどうしよう・・」
という不安を抱えての打席になる。
そのような状況で、イチローは「リセット思考」で望むのだそうです。
「今日ヒットが打てていない」とか「5打席目も打てなかったら恥ずかしい」
等の邪念を振り払って、リセットして、打席に望むそうです。
これは、当たり前のことかもしれませんが、実行するのはなかなか難しい。
GMATはCAT(Computer Adaptive System)方式のテストなので、
前半の問題ほど問題の価値が高くなります。なので、「前半の問題は
ゆっくりじっくり、確実に」解くのが、基本的な時間戦略になります。
1問目が一番価値が高い問題なので、特に着実に解くべきなのです。
でも、どんなに「大切にすべき」問題であっても、分からなかったら
すっぱり諦めて、次の問題に進むしかありません。が、ここで多くの人が
「ああ、1問目が解けなかった!」という気持ちに陥ってしまい、
精神的に自滅してしまう。過去を引きずってしまう。
GMAT本試験中においては、他にもいろいろな邪念によって、気持ちで
負けてしまう人がとても多いと思います。1問1問「リセット思考」で
気持ちを切り替えて、「1問入魂」の姿勢で頑張っていただきたいです。
・・・と、ここまで書いていたら、丁度イチローが「4打席ノーヒットの
後の5打席目」でヒットを打ちました!(万歳三唱) 2ストライク後の、
かつイチローじゃなきゃ打てないような低めの難しい変化球でした。
逆境の中で素晴らしい!
決勝戦が楽しみですネ