私はインターネットを代表とするアメリカ発のテクノロジーには「批判的に接するべし」「一定の距離を保つべし」というスタンスの人間ですが、インターネットが便利であることには議論の余地がありませんね。たとえば、インターネットのおかげで、私は大切な人と再会できたことが複数回あります。


昨日の駄文を書き終える寸前に、ダメ元でYouTube上で検索したら、なんとタモリさんの講演動画が丸々発見できました。さらに検索してみたところ、どうやら番組の放送は1992年だったようです。26年前、私は23歳だったことになります。


https://www.youtube.com/watch?v=W2ojakjGdEk
https://www.youtube.com/watch?v=Gbl1UjztVhY


細かいところで記憶違いがありました。前回タモリさんがギャグで「水を一気に飲み干した」と書きましたが、実際には「水を少し飲んだ」だけでしたね。(笑)また、私は横軸(x軸)が時間、縦軸(y軸)が空間という考え方が好きなので、タモリさんもそう論じていたのだろうと思っていたのですが、タモリさんは逆でした。横軸が空間、縦軸が時間でした。まあ、縦横は根源的にはどちらでもよいですが・・


私はGMAT Math(数学)のクラスにおいてxy座標の単元を扱う際に、「なぜx軸が横でx軸が縦なのでしょうか?逆でも良いのでは?」と問題提起することがあります。私はこのテーマをしっかりとリサーチしたことはないのですが、おそらく縦横はどちらでも良いはずなのです。習慣的にx軸が横、y軸が縦と扱われているだけだと思われます。(念のため、今度木幡先生に尋ねてみようかな♪)


さらに、横軸(x軸)だけにフォーカスすると、x軸は数直線(number line)だと考えることができます。数直線は通常「右側がプラス(正)」「左側がマイナス(負)」だと考えますが、根源的に考えれば左右逆でも良いのではないでしょうか。(笑)


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インターネット上でも、私と同じような問題提起をしている方がいらっしゃいますが、「そんなことを考えてもしょうがない。」「なぜ右と左がそう呼ばれているのかを考えるのと同じで、意味がない問だ。」みたいな反応を受けていますねえ。(苦笑)


私はこのような根源的な問い、いや多くの方にとっては「愚問」を、学校という空間で問いかけることが多く、先生たちに嫌がられていました。数学の先生に「余計なことを考えずに、公式を覚えて解けばよいのだ!」と叱られ(ついでに竹刀で殴られ・・苦笑)、同級生からも「変な奴」と思われていた様子でした。そんなこんなで勉強への興味を失い、落ちこぼれ、高校生活の後半はあまり学校へ行かなくなってしまいました。


閑話休題。なぜ右がプラスで、左がマイナスなのか。これは、NLP(神経言語プログラミング)において「記憶されていることを考える場合は目(眼球)が左へ向く傾向」があり、「新たなことを創造(想像)する場合は目(眼球)が右へ向く傾向」があることと深く関係があるような気がしてならないのです。(私は、大雑把に「過去が左、未来が右」でも良いのではないかと個人的には考えているのですが、NLP的にはダメだとトレーナー審査の際に習いました。苦笑)


とりとめがなくなってきたので、今回はこれにて失礼します。タモリさんにつられて「実存のゼロ地点」にて「哲学」してみました。そういえば、数学においても「ゼロとは何か」を考えるとワクワクしますねえ。


零の発見―数学の生い立ち (岩波新書)