Affinity英語学院 GMAT講座受講生による点数アップ報告の
第4弾(Dさん)をお届けします。


Dさんは、初回のGMATが460点、そして6回目の受験で550点
という段階でAffinityへいらっしゃいました。海外が長かった
いわゆる「帰国子女」的なバックグラウンドの方で、特に数学で
苦労されていました。2007年に最初の受験をされてから、2年
以上かけて、ようやく600点台後半にまで到達されました。


ご本人も書かれていますが、DさんのGMAT数学指導の中で
大切にしたのは、「公式を単に暗記するのではなく、公式を
作り上げる力」の養成と、同じ問題を複数で解くことができる
力」の訓練です。1つの問題を、方程式で解いたり、裏技の
Back Solving (選択肢の数値を代入して、辻褄が合う選択肢を
選ぶ解法)で解いたりと、普段から複数の解法を訓練しておく
ことが、数学を苦手にしている方には必須の勉強法であると、
私は考えています。数学が苦手な方は、数学で苦労した人、
あるいは私みたいに今でも苦労している人(苦笑)に習った
ほうがよいですよ〜。 まあ、Verbalも同じですけどね。
ネイティブの講師は、どうしてもオフィシャルガイドの解説
みたいに"wordy で awkwardだからダメ!"みたいになりがち
ですから。(もちろん人によります!)

○月×日に8回目のGMATをとってまいりました。
結果は670点 (V38:Q44)!


本音は700点+が欲しいですが、最初の460点から
2年越しで8回も苦戦してやっと210点伸ばしたので
文句は言いません。


数学がもう少し頑張れたという気持ちもあります。
が、出願のタイミングから考えてもエッセイに集中しなければ
いけないと言うこともあり、GMATはとりあえず卒業です。


Affinityに通い始めてから点数が120点もUpしたので
先生には感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました!


では今回の試験についての報告をさせていただきます。
数学は数列が3問、確率が2問出ましたが、ほかは小学生の
足し算をDSにしたような簡単な問題(Cっぽいが実は(1)か
(2)単独で十分という引っ掛け付き)などが続き、「今回も
駄目か〜」とため息をつきながら終えました。あとから考えると、
円のかなかの正三角形、二等辺三角形、正方形などの「情報が
少なくても答えが限定される」系の比較的簡単な図形問題が
4問も出た事などが結果的に点数に貢献したのではないかと
思います。


休み時間は玄米おにぎりとチョコレートを頬張りエネルギー対策を
しました。(前回、これを始めてからVerbal中の集中力が格段に
違います)。Verbalは一問目のSCが難解でしたが、後の問題は
1分半以内で取れる問題が多かったと思います。SCが幸いスムーズに
進んだおかげで、SCで稼いだ時間をCR、RCにまわすことができました。
結果、テスト終了後2分ぐらい「時間が余る」という前代未聞のことが
起こりました。英語はRCのパッセージで比較的長い(下に1段落分
スクロールする感じの)サイエンス系が2本、ビジネス系が2本
出ましたが、問題文自体の難易度は高くは感じられず、今回も完全に
失敗したかと諦めムードになっていた矢先、スコアーをクリックすると
670点!。最初、570点の見間違いではないかと動揺しましたが、
良い点数がやっと出ました。


野口先生には実践的なGMATの知識も多く教えていただきましたが、
私が一番学んだのはGMATに対する「考えかた」だったと思います。
「森を見て木を見ない」「式の暗記でなく式を自分で作れる力」
「一あたり量」「一つの練習問題を形を変えて何回も練習する」
などの本当に多くのことを学びました。


自分自身GMATが終わった自覚がまだありません・・・し実際、
「670点では不十分」と大学側から再試験を求められる可能性も
あります。引き続き謙虚な気持ちでいたいと考えております。

改めて、本当にありがとうございました。